帳票テンプレート 日本語フォントを適用する

0
1290
views

アプリケーションで PDF を出力するためのツール、JasperReports。帳票テンプレートで使えるフォントを追加してみます。

JaperReports で使えるのは TrueType フォント

フォントの種類は、形式の違いによって次の2種類に分けられます。

  • TrueType フォント
  • OpenType フォント

この2種類の中で JasperReports が対応しているのは TrueType フォントのほうです。日本語で個人・商用利用ともにライセンスフリーなフォントは英字フォントに比べ少ないのが現状です。理由は日本語の表記に必要な文字の種類が多いためです。

そんな中でも今回は、源真ゴシック を JasperReports に適用してみます。

源真ゴシック (げんしんゴシック) | 自家製フォント工房
http://jikasei.me/font/genshin/

源真ゴシックの種類

源真ゴシックには文字幅によって以下のような3種類のバリエーションがあり、文字幅が可変であるプロポーショナルフォントと呼ばれる 源真ゴシックP を JaperReports に適用します。

  • 源真ゴシック
  • 源真ゴシック Monospace
  • 源真ゴシックP

源真ゴシックP の特徴

源真ゴシックP には次のような特徴があるため JaperReports に導入する日本語フォントとして優れています。

  • 日本語フォント
  • TrueType フォント
  • ウェイト(フォントラインの太さ)のバリエーションがある
  • 各文字によって文字幅が可変する
  • 読みやすくノーマルな印象のフォント
  • 個人・商用利用ともにライセンスフリー

対象プロジェクトにフォントを追加する

[Project Explorer] ウィンドウから対象のプロジェクト上で右クリックし、メニューの [Properties] を選択します。

すると [Properties] ウィンドウが開くので、[Use Project Settings] のラジオボタンにチェックを入れます。そして、新規フォントを適用するために [Add] ボタンをクリックします。

追加フォントの設定ウィンドウが開いたら [Family Name] 入力欄に任意の名前を入力。[TrueType(.ttf)] 入力欄に ttf ファイルの置き場所のパスを指定します。

[PDF Encoding] には [Identity-H (Unicode with horizontal writing)] を指定。[Embed this font in PDF Document] のチェックボックスにはチェックを入れます。

入力、チェック内容に間違いがなければ [Finish] ボタンをクリックします。

追加したフォントを対象プロジェクトで有効にするには [Apply] ボタンを押します。続いて [OK] ボタンを押すことで、ウィンドウを閉じます。

テンプレート文字列への適用

追加したフォントを、帳票テンプレート内のそれぞれの文字列に適用するには、対象文字列を選択状態にした上で [Properties] ウィンドウの [Font] 欄でセレクトボックスから適用させたいフォントを選択します。

フォントの選択によってフォントが変更されているのが分かります。

日本語フォント適用前後の比較

日本語フォントを適用する前と後の比較です。どのフォントウェイトを各テキストに充てていくかは好み(要件次第)です。プレビューを見ながら完成イメージを描きながら、フォントウェイトを選択していきます。

日本語フォント適用前:

日本語フォント適用後: