
WordPress に標準で搭載されているコメント機能を無効にしてみます。
ディスカッション設定
WordPress で作ったブログのコメント機能を無効にするには、ディスカッション設定を変更します。
ディスカッション設定の変更画面は、管理画面のサイドバーにある「ディスカッション」をクリックすると行けます。
ディスカッション設定画面に移ると、「投稿のデフォルト設定」という欄に項目が3つ並んでいます。その中の一番最後に「新しい投稿へのコメントを許可する」という項目があります。
何も設定を変えていない初期状態では、ここのチェックボックスにチェックが入っていて、コメントを受け付ける状態……つまり、コメント機能が有効になっています。
コメント機能を無効にするには、まずこの「新しい投稿へのコメントを許可する」に入っているチェックを外します。
その状態で画面下部にある「変更を保存」ボタンを押し、変更内容を確定させます。
ただし、これだけの設定では既に公開済みの記事はコメント有効のまま。コメントの受け付けは続いてしまいます。
公開済み記事のコメント無効化
すでに、公開した記事のコメント無効化は、該当の記事編集画面で行います。
まず表示オプションを設定します。「表示オプション」タブは、記事編集画面の右上部にあります。
表示オプションタブをクリックすると、表示オプション設定エリアが、ばっと広がります。その中に「ボックス」という欄があり、チェックボックスがたくさん並んでいます。
ここの項目にチェックを入れると、該当項目の設定ボックスが画面に表示されるようになります。
今回はこのチェックボックスの中から、ディスカッションを選んでチェックを入れます。するとディスカッション設定エリアが新たに表示されているのが分かります。
このエリア内を見ると「コメントの投稿を許可する」という項目にチェックが入っていて有効になっているので、このチェックを外します。
外した状態で「更新」ボタンを押し、投稿への設定変更を反映させます。
設定変更が反映されると、コメント無効化がきちんと行われていることが分かります。
過去記事コメント受付一括無効化の手順
でも何十記事、数百記事ある状態で1つ1つ過去の記事のコメント受付を無効化していくのは現実的じゃないですよね。複数の過去記事に対してのコメントの無効化は記事一覧画面から行います。
記事一覧からコメント無効化したい記事を複数選んでいきます。
記事一覧に表示できる記事数を調整
選択したい投稿が記事一覧ページ内に収まり切らない時は、表示オプションで調整します。「表示オプション」タブは管理画面右上部にあります。
表示オプションタブをクリックすると、表示オプション設定エリアがばっと広がります。
その中の「ページごとに表示する項目数」の値を変えることで、1ページに表示できる記事数を変更できます。最大で1ページに999記事表示できます。項目数を変更したら「適用」ボタンを押して変更を反映させます。
一括チェック
今回は一括選択したいので「タイトル」チェックボックスをチェックして行います。
「編集」を適用
変更を加えたい記事をすべて選択したら、次に適用するアクションを選びます。
今回の場合は「編集」を選んで「適用」ボタンを押します。ここから一括編集を行います。
適用記事を確認
一括編集欄には選択された記事が並びます。チェックして変更を加えたくない記事があるなら、該当記事タイトルの行頭の×マークを押せば、一括編集から除外することもできます。
一括無効化
そして今回の作業の本丸であるコメント機能の無効化を行います。コメント項目のセレクトボックスが最初は「ー変更なしー」になっているので、ここを「許可しない」に変えます。
この状態で「更新」ボタンを押し、変更を確定させます。
複数記事コメント受付一括無効化まとめ
コメントの複数記事一括無効化の作業を一連の流れでまとめると、以下のようになります。