JasperReport のテンプレート作成ソフト [Jaspersoft Studio] をインストールする

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Jaspersoft Studio とは

Jaspersoft Studio は画面からの操作で PDF のレイアウトを作成するためのツールです。

何も知らされなければ JasperReports を作成するための単体のツールに見えますが、その実体は Eclipse のプラグインです。そのため、Eclipse にプラグインとしてインストールする方法もありますが、作業の切り分けを考慮してここでは Jaspersoft Studio 専用の Eclipse をインストールする方法をご案内します。

インストール方法

TIBCO Software Inc. の下記ページから zip ファイルをダウンロードします。

Jaspersoft® Studio | Jaspersoft Community
http://community.jaspersoft.com/project/jaspersoft-studio/releases

2017/6/28 時点で最新バージョンは 6.4.0 です。

使用 PC の OS が Windows の 64ビット版なら TIB_js-studiocomm_6.4.0_windows_x86_64.zip をダウンロードします。

ダウンロードできたら zip ファイルを解凍して任意の場所に置きます。

コマンドライン(CLI)で起動する方法

コマンドプロンプトを利用する場合

以下のような形式のコマンドをコマンドプロンプトから実行することで Jaspersoft Studio が起動します。-dataオプションで利用する任意のワークスペースを指定します(存在しないフォルダを指定した場合、パスで指定した場所にフォルダが作成されます)。

形式:
“<アプリケーションの設置パス>\Jaspersoft Studio.exe” -data c:\Users\<ユーザ名>\<ワークスペース名>

コマンド例:

"c:\jaspersoftstudio-6.4.0\Jaspersoft Studio.exe" -data c:\Users\natsuki\my_jasper_reports_workspace

PowerShell を利用する場合

PowerShell で Jaspersoft Studio を起動させる場合、コマンドプロンプトとのコマンドの違いは先頭に& を付けることです。それ以外は同じです。

形式:
& ”<アプリケーションの設置パス>\Jaspersoft Studio.exe” -data c:\Users\<ユーザ名>\<ワークスペース名>

コマンド例:

& "c:\jaspersoftstudio-6.4.0\Jaspersoft Studio.exe" -data c:\Users\natsuki\my_jasper_reports_workspace

画面からワークスペースの設定

デフォルト

デフォルトではログインユーザフォルダの直下に、ワークスペースとして JaspersoftWorkspace が作られます。

ワークスペースの切り替え

ワークスペースの切り替えはメニューの [File] – [Switch Workspace] から実行できます。

[Workspace Root Path] の欄にパスを指定することで、任意のワークスペースに切り替えることができます。指定したパスにワークスペースが存在しない場合は、ワークスペースを新規作成した上で、そのワークスペースに切り替えられます。

設定ファイルでワークスペースを指定する方法

設定ファイルからもワークスペースを指定することができます。設定ファイルは、アプリケーション実行ファイル(Jaspersoft Studio.exe)と同じ場所にあります。Jaspersoft Studio.iniがその設定ファイルです。

ini ファイルは初期状態では次のように記述されています。

-startup
plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.3.201.v20161025-1711.jar
--launcher.library
plugins/org.eclipse.equinox.launcher.win32.win32.x86_64_1.1.401.v20161122-1740
-data
@noDefault
--launcher.defaultAction
openFile
-vm
features/jre.win32.win32.x86_64.feature_1.8.0.u121/jre/bin
-vmargs
-Xms128m
-Xmx1024m
-XX:+CMSClassUnloadingEnabled
-XX:+UseConcMarkSweepGC
-Dfile.encoding=UTF-8
-Djava.net.preferIPv4Stack=true

この記述の -data 部分がワークスペースを指定する箇所なので、ここを次のような内容に変えることで、ワークスペースを任意のフォルダに変更することができます。

変更前:

-data
@noDefault

変更例:

-data
c:\Users\natsuki\my_jasper_reports_workspace

Welcome 画面 → Get Started

初めて Jaspersoft Studio を起動すると Welcome 画面が開きます。プロジェクトを開始・作成するには [Get Srarted] をクリックします。これで JasperReport のテンプレートを作成する準備は整いました。