帳票テンプレート タイトル周りの作成

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新規プロジェクトの作成

新規ファイル作成

帳票テンプレートの選択

バンドとは?

バンドとは、帳票テンプレート内の構成をあらわす1つ1つのパーツです。

JasperReports ではアウトラインを構成するパーツの1つ1つを Band(バンド)と呼んでいます。Band は全部で以下の8種類です。

Title
Page Header
Column Header
Detail 1[125px]
Column Footer
Page Footer
Summary
Background

今回はこの Band の中から Title, Column Header, Detail 1, Summary の4つの Band を利用してみます。この4つ以外のバンドは削除します。[Outline] ウインドウから、不要なバンドを右クリックし、メニューから [削除] を選択します。

削除されたバンドは、中央のメインエディタ画面上から表示されなくなり、[Outline] ウィンドウでは Band 名の表示がグレー表示になります。

作成できる文字列は2種類

メインエディタ画面上で操作できる文字列要素(エレメント)は、次の2種類です。固定文字列には [Static Text] を、動的文字列には [Text Filed] を使います。

  • Static Text
  • Text Filed

「固定文字列」と「動的文字列」を使い分ける

例えば、タイトルなどの動的に変化させる必要のない固定文字列には、[Static Text] を使用します。

一方で、文字列を表示させる場合でも [Static Text] では都合が悪いケースもあります。同じテンプレートの帳票出力でも、流し込むデータ内容ごとに動的に変化させたい文字列……例えば「日付」などがそのケースに当たります。そうした動的文字列には、Text Fieldを使用します。

Static Text の作成

右側の [Basic Elements] ウィンドウから [Static Text] を、中央の [メインエディタ] ウインドウ内にドラッグ・アンド・ドロップします。

表示テキストの編集

画面中央の [メインエディタ] ウィンドウで配置した Static Text を選択した状態で、画面右側 [Properties] ウィンドウの [Text Field] タブから Expression(式)内に表示させたい内容を入力します(下記画像の例では、「卸売明細書」を入力)。

配置要素に文字が表示されない時は

配置要素に文字が表示されない場合は、エレメントに設定されたサイズに対して、テキスト内容があふれている可能性があります。そういった場合は、配置した要素を選択した状態で、[Properties] ウィンドウの [Appearance] タブから表示横幅(width)と縦幅(height)を広げます。

Text Filed の作成

動的な文字列を表示させるための要素(エレメント)である Text Field には変数を指定する必要があります。変数は Patameter として作成します。

Parameter の作成

変数を作成するにはアウトラインの Parameters を右クリックし、パラメータを作成します。作成したパラメータのプロパティでそれぞれの型(Integer, String, Date etc.)を設定します。

Parameter の配置による新規 Text Filed の作成

この作った Parameter を使うにはアウトラインウィンドウにある対象の Parameter を中央メインエディターウィンドウにドラッグアンドドロップします。これだけでメインエディタ画面上に新規の Text Field 要素が作成されます。

すると、指定の Parameter がメインディタ上に $P{} タグで囲まれた形で配置されます。つまりこれが新規 Text Field です。

文字列の外観調整

Static Text と Text Filed は、どちらも [Properties] ウィンドウから同様の操作で外観を変更・調整することができます。

基本項目(大きさ・表示内容)

あとは Properties ウィンドウの Appearance(外観)タブから、配置された Prameter の表示横幅(width)、縦幅(height)を調整します。

Properties ウィンドウの Text Field タブで Expression(式)フィールドに文字列を付加することもできます(もちろん、固定内容の表示を目的とする文字列は、Text Filed とは分割して Static Text 要素にするのが通常の手段です)。

その他の項目

Properties ウィンドウの Text Field タブでは他にも以下のような項目を選択・変更できます。

表示形式

表示形式は Pattern 欄で調整します。例えば日付はデフォルトで 00/09/01 のような形式で表示されます。形式を yyyy年 M月 d日 と指定することで 1900年 9年 1日と表示されるテンプレートとなります。

整列形式

文字列の整列方法を指定するには Text Alignment 欄で整列方法を選択します。左寄せ、中央寄せ、右寄せ、上寄せ、下寄せなどをアイコンで選択します。

縦書き・横書き

縦書き・横書きなどの文字列の表記方向は Rotation 欄で選択します。アイコンで表記方向を選択します。

フォント

注意点としては、初期状態では帳票テンプレートファイル(jrxml)で日本語フォントが使えません。テンプレートで日本語を使う場合は、以下の手順を参考に日本語フォントを適用させます。

プレビュー

では、タイトル周りのテキスト配置がまとまってきましたので、プレビューでタイトル内のテキスト配置のバランスを確認してみます。プレビューするには、[メインエディタ] ウィンドウの下部、 [Preview] タブをクリックします。

[プレビュー] タブに表示が切り替わったら、Patrameter 入力フォームにパラメータの値を入力します。入力が完了したら、下部にある緑色の [再生] アイコンをクリックします。

[再生] ボタンを押すと PDF で出力した場合のプレビューが表示されます。右上隅の [Show Parameters] アイコンを押すとプレビュー再生前に表示されていたパラメータ入力画面が開きます。