Eclipse(for C/C++)をインストールして Hello World まで

0
14027
views

IDE(統合開発環境)の Eclipse をインストールして、始めの “Hello World!” まで実行してみます。

はじめに:手順の確認

  1. 日本語ディストリビューションサイトに行く
  2. zip ファイルをダウンロード

1. 日本語ディストリビューションサイトに行く

日本語で Eclipse を使うには、まず日本語ディストリビューションサイト(配給元)に行きます。

日本でのディストリビュータは OSDN。OSDN(オーエスディーエヌ)は、日本の OSS(オープンソースソフトウェア)プロジェクト向けのホスティングサイトです。日本語 Eclipse の ディストリビューションサイトは下記の URL です。

Pleiades – Eclipse プラグイン日本語化プラグイン:
http://mergedoc.osdn.jp/

ここでダウンロードしたいバージョンのボタンを選択します。現時点の最新版は Eclipse 4.6 Neon です。

2. zip ファイルをダウンロード

ダウンロードしたいバージョンのボタンを押下すると、次はプログラミング言語と Windows のシステム使用ビット数でダウンロードを選択する画面になります。

システムの使用ビット数が分からない場合は下記方法を参考にしてください。

32ビット版か64ビット版かを調べる
http://snagimo.com/check-how-many-bit-using-your-system

Java のプログラミングをしたい場合は、「Java」 で、使用ビット数(32ビットか64ビットのどちらか)にあたるボタンを押下します。

ボタンを押下すると自動的にダウンロードが始まります。

3. 任意の場所で zip ファイルを解凍

Windows で zip を解凍するときの注意点

解凍場所:ドライブ直下などの浅いパスで解凍する
解凍方法:安全なのは Windows エクスプローラー

1. 解凍場所:ドライブ直下などの浅いパスで解凍する

ダウンロードした zip ファイルは、ドライブ直下などの浅いパスに解凍する必要があります。

理由は、Eclipse はディレクトリ階層が深いので、それにより Windows のパスの長さ制限(MAX_PATH)の260文字を超えないようにするためです。

また、Program Files、デスクトップ、ダウンロードなど、

  • アクセス制限がある
  • パスに空白・日本語が含まれる
    ような場所では、プログラムが正常に動作しない可能性があるため、このような場所での配置も避ける必要があります。

2. 解凍方法:安全なのは Windows エクスプローラー

一番安全な解凍方法は、Windows エクスプローラー上で zip ファイルを右クリックして「すべて展開」する方法です。

手順2. 解凍方法

2-1. Windows エクスプローラー上で zip ファイルを右クリックして「すべて展開」を選択

2-2. 解凍場所にドライブ直下を指定する

初期状態:

ドライブ直下を指定:

解凍結果

ドライブ直下に pleiades フォルダが配置されます。

実行

Eclipse を起動するには、配置した pleiades フォルダ内の eclipse.exe を実行します。

C:\pleiades\eclipse\eclipse.exe

(備考)Eclipse をアンインストールするには

通常、プログラムのアンインストールはコントロールパネルにて行いますが、Eclipse の場合、こうしたアンインストールを行う必要はありません。

ドライブ直下に配置した pleiades フォルダを削除するだけです。

ワークスペースの指定

Eclipse を立ち上げたら、ワークスペースを指定します。ここでは Hello World を試すだけですので、デフォルトで作られる pleiades ディレクトリ直下の workspace ディレクトリを指定します。

新規プロジェクトの作成

[ファイル]-[新規]-[C++プロジェクト]を選択します。

ここで注意が必要です。

完了ボタンを押す前に、プロジェクト・タイプの実行可能の下に「空のプロジェクト」という項目があります。それを選択して完了ボタンを押します。

ソースの作成

ここで Hello World を表示させるプログラムを入力するのですが、上記のように単純にプロジェクトを作成すると次のような Hello World プログラムが、既に自動生成されています。

#include <iostream>
using namespace std;

int main() {
    cout << "!!!Hello World!!!" << endl;
    return 0;
}

ビルド設定

ソースを実行するには、ビルド(exe ファイルを作成)する必要があります。しかし、初期状態ではこのままではビルドされません。

自動ビルドを行うには、[プロジェクト]→[プロパティ]→[C/C++ビルド]→[振る舞い]→[リソース保管時のビルド(自動ビルド)]にチェックを入れます。

実行の構成

これで実行しますが、初回では「実行の構成」を設定する必要があります。「実行」ボタンを押し、「実行の構成」内の「C/C++ アプリケーション:」欄に exe ファイルのパスを設定します。

例:

C/C++ アプリケーション:
C:\pleiades-c\workspace\HelloWorld\Debug\HelloWorld.exe

実行

以上ですべて設定されているので、実行してみます。以下のように Eclipse のコンソールに「Hello World」が表示されました。