プログラミングの表記法一覧

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クラス名、メソッド名、変数名、ファイルパス、URLなどなど、プログラミング内で単語をつづる時には、それぞれの目的に合わせて以下のような表記法を使い分けます。

表記法 書き方
パスカル形式 単語の先頭はすべて大文字 PascalCase
キャメルケース 先頭は小文字で残りの単語の頭は大文字 camelCase
スネークケース すべて小文字で単語間はアンダースコア snake_case
番外
ケバブケース すべて小文字で単語間はハイフンでつなぐ kebabcase

パスカル形式

1970年代に開発された命令型言語 Pascal で用いられていた表記形式。アッパーキャメルケース(先頭が大文字のキャメルケース)とも呼ばれる。

書き方

単語の先頭が全て大文字となり、単語と単語の間に空白や連結記号は使わない

  • UserIdProvider
  • JsonToCsvParser

キャメルケース

表記中の大文字が「らくだ(camel)のこぶ」のように見えることが、キャメルケースという名前の由来。パスカル形式がアッパーキャメルケースとも呼ばれるため、先頭が小文字のキャメルケースは正確にはロワーキャメルケースと呼ぶ。

書き方

一番先頭は小文字で始まり、残りの連結された単語の先頭は全て大文字。単語と単語の間に空白や連結記号は使わない

  • toalTravelFee
  • getInstance()

スネークケース

上部に突き出ることのない平坦な表記形状から、地を這うヘビの姿に見立ててスネークケースと呼ばれる。一般的に、小文字文化である html の操作を得意とする Javascript や php で利用されることが多い。その他にも SQL でも利用される。

書き方

すべて小文字でつづり、単語と単語の間をアンダースコア記号で連結する。慣例的に定数にはスネークケースが使われるが、通常の変数と異なり、定数の場合はすべて大文字でつづる。

  • first_name
  • MAX_VALUE

番外編: ケバブケース

連結記号にハイフンを使う記法。単語同士をハイフンで貫く姿を、ケバブの串刺し状態に見立てられたことが名前の由来。多くのプログラミング言語でハイフンは、マイナス演算子として機能するため、通常のプログラムで使われるのはファイル名や URL のパスなどに限定される。古典的な関数型プログラミング言語 Lisp で使われていたため、Lisp case と呼ばれることもある。プログラミングよりも基本的に小文字で表記する文化である html や CSS で使われることが多い。

他にも Train case や Spinal case などと呼ばれることもあるが、これといった呼び名が定着していないのが現状。

書き方

すべて小文字でつづり、単語と単語の間をハイフン記号で連結する。

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